【映画】1月に観たもの
年明け2週目半ばくらいから、上瞼の痙攣がひどく、とうとうこのあいだ眼科に行くことにしました。診断結果は【疲れ目】だそうです。どうやら10年前に作成したメガネの処方箋が(やっぱり)今の視力とは合っていなかったみたいで、疲れ目を引き起こしてしまったそうです。特に入社してから視力は低下していたので、明らかにメガネの度が合わなくなってきているなとは思っていました。まぁ、業務に支障がなければこのままでもいいなと思い、そのままにした結果、業務に支障をきたすほど、痙攣がでてしまいました。
眼科の先生の勧めでPCメガネを買いにいったのですが、1週間かかるようです。もらった目薬がすごくきいているのですが、ドライアイが辛いので一刻も早くニューメガネを手にしたいところです。
目が痙攣を起こす前に観ました。
日本で劇場公開され、その後も一般的に広まったニュー・シネマ・パラダイスはカット版で映画館を中心に物語が発展していく内容でした。しかし、今回私が観たのは今世紀になってから日本でも販売されるようになった完全版です。3時間くらいあります。
この完全版がイタリアで公開されていたものだとか。こっちはトトの生涯にスポットをあてて話は展開していきます。あらすじはだいたいwikipediaを参照してもらえればよいかと思います。
完全版とカット版で何が違うかというと、上にも述べたようにフォーカスが異なる点です。完全版では映画監督として成功者になったトトによる「幼少期のトト、ティーン・エイジャーのトト」の回想シーンが前半にあり、後半では連絡のつかなくなった元カノとの再会、師であるアルフレッドが残した形見が。この後半シーンが物語のクライマックスになり、最高に号泣するポイントでもあるんですけど、この再会シーン(ここで元カノと和解をする)とアルフレッドの形見のフィルムの内容がカット版ではないので、観ている人は、最後なぜトトが映写室で涙を流していたのかわからなかったそう。
完全版をまだ見ていない人は是非見るべきです。
一番好きなシーンは、人気の映画が観れなかった街の人達のために、映画館の向かい側の白い建物に映画を写すシーン。映画館の中で上映しながら、映像を次第に部屋の外へ移動させながらスクリーンを映し出すのですが、それが幻想的で自分もそこにいるトト(幼少期)と同じ気持ちになってしまうくらい引き寄せられました。
私は感情移入しやすいタイプではないのですが、完全に映画の中に引き込まれました。今ではバラエティ番組で音楽かかっただけ泣けます。最近サントラ借りました笑。完全版は3時間と長めですが、その長さを感じさせませんでした。あっちゅうまです。
日常生活に疲れた時に見たい映画です。今のところ2014年で観た映画(※)で一番のおすすめです。
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(※)今月既に結構映画観てます。
今月観たもの。
・東京タワー
これは映画じゃなくて単発ドラマ版の方を観ました(ぐぐって一番上にでたから)。ボクの幼少期が神木隆之介くんで大人になったら大泉洋になります。なぜ神木が成長したら大泉になるんだろうとか思ってはいけません笑。オカン役の田中裕子さんが本当にいいお母さんで、とにかくかわいいです。そして自分の両親のことについて考えました。
鈴井貴之が映画監督を務めた作品。北海道は寒そう。大泉とか安田等々チーム・ナックスも出てくる。オフィス・キュー色やや強め。
・さくらん
写真家の人が監督ってのもあって、見た目のビジュアルはすごい。すごすぎて、映画というより椎名林檎のpvっていう感じ。漫画は読んだことあるけど、漫画の良さと映画の良さは別なのかもしれない。
いわゆる「中2病」というよりは、「中学2年生の頃の好奇心旺盛な時期」を描いたもの。脚本はクドカン。音楽はピンプ。草薙剛ってフツーのドラマでフツーの役をやるより、こういうぶっとんだ役がとてもハマるよなって思いました。
来月は洋画をたくさん観たいです。